104日目：食べない

ここ一週間ほど、エサの食いつきがよくない2羽。朝夕に発酵飼料を持って行くと以前は寄ってきて勢いよくついばんでいたが、最近は2、3ついばむ程度。お腹が減っていないのだろうか？と夫と話していた。白菜をやると２羽ともせっせと食べるのだが、発酵飼料がそんな調子なので、きっとなにか体のなかに変化があるに違いなく、エサをごく少量にしてみて、なくなり具合を見て次のエサをやるようにしてみた。すると、だいたい２日に一度くらいはエサ箱が空に近い状態になるようになったので、エサも２日に一度のペースで少し与えていたら、今日は朝やったエサが夕方にはほぼなくなっていたので、夕方にも与えた。食いつきはそんな具合ながら、便は毎日しっかりしておりやや緑色。２羽とも俊敏に動き回っているので、元気がないという感じではない。むしろときどき鶏舎を見ると、おてんばっ子がおっとりちゃんをなんとなく追いかけ、おっとりちゃんが逃げるように不意にすごい速さで走ったり飛んだりしている。２羽のあいだでなにかストレスを感じるようなことが起こっているんだろうか。あるいは産卵が近づいてホルモンに変化が起きているとか。今日の午後は地面に羽が大量に落ちていて、2羽を見ると太陽の光を浴びて首元の羽がきらきらと輝いていた。こんなに羽艶がよかったものだったか。日中は別々の場所でまどろむこともあるけれど、夜はやはりとまり木に並んで仲良く寝ていた2羽。頭をしまいこんでまるくなっている後ろ姿がかわいい。