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56日目:吹雪にも負けず

昨日の夕方は畑のなかの牛舎におり、急速に雪に埋もれていく車や景色を眺めながらハラハラ。豪雪地も知人友人も大丈夫だろうかと心配しながらなんとか自宅に戻ると、吹雪で鶏舎内は雪原と化しており、にわとりたちはとまり木で小さくなっていた。四苦八苦しながら青ビニールシートを仮設的にくくりつけ、風のこない一角でエサをやると、一生懸命ついばむ2羽。おなか、空いてたね(涙)その後家族もヨレヨレと帰宅し、深夜近くにお湯かけラーメン。きっとヨレヨレのたくさんの方々を思い、ありがたくいただいた。

そして心配だった今朝は、まったくもって元気はつらつの2羽が頼もしい。しかし心細さに身を寄せ合うのは生きもの共通と見え、次々と膝に腕にと乗ってくる。抱きしめると羽がすべすべして気持ちよく、からだはぽかぽかとあたたかかった。近くで顔をじっと見ていると、顎のあたりには肉膳(にくぜん)と言われるとさかのようなひよひよしたものも生えてきている。顔全体が赤みがかってきて、一層にわとりの風貌になりつつある。「ククククク」と鳴くと、鼻と目のあいだがふくふくっと膨らむのがわかる。くちばしの色も、いつの間にか濃くなっている。

雪原

にわとりの表情

にわとりたち

にわとりたち

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